藤沢市の石碑

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藤沢市の馬頭観音塔一覧(藤沢市中北部)

前回に引き続き、藤沢市中北部の馬頭観音塔一覧を紹介します。馬頭観音塔は主に社寺・個人宅・墓地・辻などに見られますが、目立たない道端や畑の傍にぽつんと置かれていることもよくあり、記録にあっても実物を見つけるのに苦労することが少なくありません。...
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藤沢市の馬頭観音塔一覧(藤沢市北部)

今回から四回にわたって藤沢市内の馬頭観音塔をとりあげたいと思います。馬頭観音塔は数が多い割には庚申塔や道祖神塔ほど取り上げられる機会がありません。実際馬頭観音塔は、江戸時代後期以降に馬の墓あるいは供養塔として造立されたものが圧倒的に多く、ま...
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鵠沼宮之前の首塚の碑(鵠沼神明)

藤沢市には鵠沼の名の付いた住所がたくさんあります。鵠沼、鵠沼石上、鵠沼海岸、鵠沼桜が岡、鵠沼神明、鵠沼橘、鵠沼花沢町、鵠沼東、鵠沼藤が谷、鵠沼松が岡、本鵠沼と現在11か所あり、これらはかつて鵠沼村であった地域とほぼ一致しています。この鵠沼地...
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明治五年の海難者供養塔(鵠沼・辻堂)

藤沢市の南は海に面しています。その海岸線は5キロメートル程度なので長いというほどではありませんが、明治時代に別荘地として開発された鵠沼海岸は江の島とともに藤沢市のシンボルと言ってよいでしょう。長い歴史を持つ江の島に対して鵠沼海岸は明治初期ま...
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成就院の石塔群(大庭)

藤沢市中央西部に広がる大庭は長い歴史を持つ地名で、平安時代に書かれた書物にもその名が現れます。その中央部には平安時代末期に大庭景親が居城していたとの伝説がある大庭城がありましたが、戦国時代に廃城となり現在は大庭城址公園として保存されています...
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江の島の六観音(江の島)

藤沢市内でもっとも数の多い石仏像といえば地蔵菩薩でしょう。剃髪した僧侶の姿で二世安楽をもたらしてくれる地蔵菩薩は時代を超えて人気です。地蔵菩薩ではない仏像に赤い前掛けがされていることもしばしばですから、石仏像といえばお地蔵さん思う人も少なく...
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打戻榎戸の馬頭観音塔(打戻)

藤沢北部の御所見地区はかつて菖蒲沢・葛原・用田・打戻・獺郷・宮原の6つの村からなっていました。現在その名は藤沢市の大字として地名に残っています。このうち打戻は御所見地区南部に位置しており、この地域は今のところ大規模な宅地開発を免れているため...
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石碑に刻まれた経文(藤沢市全域)

石碑には経典や祈祷書からの引用文が刻まれていることがしばしばあります。その中には現在もよく知られていて実際に唱えられるものもありますが、今ではほとんど忘れられているものもあります。その出典が(私には)わからないものも少なくありません。ここで...
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藤沢市の廻国塔一覧(藤沢市全域)

小嶋博巳氏による『廻国供養塔データベース』は、全国の記録を調べあげることで一万基以上の廻国塔の情報を収集し、それを検索可能な形でデジタル化した画期的なデータベースで、こちらからダウンロードもできます。また同氏による『六十六部日本廻国の研究』...
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浄土院の筆子塚(菖蒲沢)

藤沢市北部の中央やや西側にある菖蒲沢は東西に細長い形をしており、その東部には県道藤沢厚木線の新道が南北に走っています。この菖蒲沢大平交差点のすぐ西側に浄土宗寺院があります。正式名を仏心山清澄寺浄土院というこの寺は、鎌倉光明寺二十七世光誉西隠...